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十三年ぶり

2012.04.14

今から十三年前、仕事にひとつの区切りをつけ新しい人生の設計図を描き直していていた時に、叔父の無分別によって希望を失わされたことがある。経済的にひっ迫し、月一万円弱の小遣いで昼食のおにぎり一個を買うのに十円差を迷う生活が続いた。さらに住宅金融公庫の借入返済のために都落ちまで余儀なくされた。八王子に越してからは床屋へ行く費用を惜しんで自前で散髪できる器具を購入し今日まで自分で髪を切ってきたが、前髪は整えられても後ろ髪は思うように仕上げる事ができず、時々細君に鋏を入れてもらっていた。それから十三年、思うところあって今日、床屋へ行って散髪をしてもらった。調髪、洗髪、顔そり、整髪。久しぶりの「さっぱり」感を味わいつつ、もう自分で髪を切るのは止めてもいいよねと問う自分でした。

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